交通事故などでケガをしてしまった場合、一見軽いようなケガであっても、ケガをした場所がずっと腫れたままだったり、まるで焼けているような強い痛みを感じたり、皮膚の色が変わってしまったり、しびれたり、といった状態が起こることがあります。治療方法に問題があるといったわけではなく、神経性などの痛みが続く状態のことを、疼痛性感覚異常と呼ぶことがあります。疼痛性感覚異常は、CRPS(複合性局所疼痛症候群)という総称で呼ばれることもあります。英語のComplex Regional Pan Syndromeの頭文字から取った略称です。

CRPSは症候群ですので、さまざまな状態を指しています。その中には、RSD(反射性交感神経性ジストロフィ)、そして、カウザルギー、肩手症候群や骨萎縮など、いろいろな疾患が含まれてます。いずれも、手・腕や足・脚など、四肢に症状が起こり、慢性的に痛みを伴うことが多いです。痛みの他に、こわばったり、筋委縮が起こったり、運動機能に問題が起こったり、皮膚の体温が安定しなくなったりなど症状も人によっても変わります

痛みが起こる原因について、はっきりしたことは解明されていませんが、けがなどによって、交感神経が活性することが関係しているのではないかと考えられています。CRPSの診断は、痛みなどの自分でわかる症状、そしてむくみや、関節の動き、爪や皮膚などに萎縮がみられるなどの第三者からの所見、この2つ、そして各検査によって行われます。

関連情報【交通事故被害者救済サイト:CRPS後遺障害情報

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