CRPSは痛みが続くことが特徴的です。痛みが続く理由として考えられるのは、交通事故などでけがをすると、知覚神経が反応して脳に信号が送信され、同時に運動神経と交感神経も同様に刺激されてしまいます。その結果、神経伝達物質であるアドレナリンが出続けます。

アドレナリンには血管を収縮させるはたらきがあるため、筋肉が固くなったり血液の流れが悪くなることがあります。血液は通常の状態であれば、身体中の隅々まで張り巡らされている血管を伝って細胞へ酸素、栄養分を送り届けます。そして、細胞から出された老廃物を受け取り、体外に排出します。ところが、血流の流れが滞ると、細胞へ栄養や酸素がいきわたらなくなってしまい、老廃物を出すことができなくなってしまいます。また、活性酸素が増えてしまい、活性酸素による組織が壊れてしまったことなどによって、灼熱痛と呼ばれるような長く続く痛みが発生し、さらにその痛みがまた神経を刺激することになり、いわば悪循環に陥ってしまうと考えられています。

治療方法のひとつとである、温冷交代浴は自宅でも可能です。温かいお湯につけ、その次に冷たい水につけることを4回から5回ほど繰り返し、自律神経の正常化につなげます。

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